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2016-06-15

アークテリクスのジャケットのお手入れ方法について(Gore−Tex以外)

ダウン製品の洗濯方法とお手入れ方法

ダウン衣類のロフトが失われたときや汚れや油分がたまったときは、ダウンの効果が弱まっていますので洗濯しましょう。ロフトを保ち、衣類を長持ちさせるためには時々洗濯することが大切です。また、できるだけ慎重に洗いましょう。

アークテリクスはドラム式洗濯機の使用を推奨しています。縦型洗濯機を使用する場合は、衣類を洗浄サイクルから守るためにメッシュのランドリーバッグに入れてください。

アークテリクスは「グランジャーズ ダウン クリーナー」のようなダウン専用洗剤の使用を推奨しています。温水(熱湯や冷水は不可)を使用し、攪拌を抑えるために弱水流で洗います。すすぎは2回行って、ダウンクリーナーをしっかりと落としてください。

衣類を平らな場所に置いて綺麗なタオルで優しく押し、余分な水分を取り除いてから乾燥させると良いでしょう。乾燥機は低温設定にします。綺麗なテニスボール2つまたは丸めた靴下を一緒に入れるとロフトをフルに復元できます。ダウン衣類が完全に乾くには約3時間かかります。

乾燥後はすぐに乾燥機から取り出して、中に物を入れない状態で乾燥した場所に保管してください。

ソフトシェル衣類のDWR加工(耐久性撥水加工)の再処理方法

DWR加工(耐久性撥水加工)はアークテリクスのソフトシェル衣類の表面に施されたポリマーです。洗濯と乾燥をした後でさえも以前のように水分を弾かなくなったときは、DWR加工(耐久性撥水加工)を再処理するときです。

アークテリクスは元々のDWR加工(耐久性撥水加工)に良く合うという理由から、「グランジャーズXT防水性スプレー」、「ファイバーテック ブルーガード スプレーオン」、「リバイベックス スプレーオン 撥水剤」を推奨しています。

洗濯後、濡れた衣類のすべてのジッパーを閉めてハンガーにかけ、撥水剤を表地に均等にスプレーします。次に、衣類を中温設定(40度)で40~50分タンブル乾燥。洗濯機に投入するタイプの撥水剤では衣類全体に均等にDWR加工(耐久性撥水加工)が施されないため、アークテリクスは推奨していません。スプレータイプの撥水剤だと簡単に直接均等に処理できます。

インサレーション入り衣類の洗濯方法

アークテリクスはドラム式洗濯機の使用を強く推奨しています。弱水流、すすぎ2回、30度で洗濯してください。タンブル乾燥機には衣類を裏返して入れ、高温/中温(60度)で30~40分または乾くまで乾燥させてください。

頑固な汚れを取り除くには、「グランジャーズ パフォーマンス ウォッシュ」、「ファイバーテック プロ ウォッシュ」、「リバイベックス シンセティックファブリック クリーナー」を汚れた部分に10~15分浸み込ませるか、ステインイレーサーを使って部分洗いします。その後、上記の方法で洗濯・乾燥します。

インサレーション入り衣類の再処理方法

アークテリクスでは、「グランジャーズXT防水性スプレー」、「ファイバーテック ブルーガード スプレーオン」、「リバイベックス スプレーオン 撥水剤」などのスプレータイプまたは洗濯機に投入するタイプの処理剤を推奨しています。

まず「グランジャーズ パフォーマンス ウォッシュ」、「ファイバーテック プロ ウォッシュ」、「リバイベックス シンセティックファブリック クリーナー」で洗います。その後、スプレータイプを使う場合は、濡れている衣類の表地に処理剤を直接スプレーします。洗濯機に投入するタイプを使う場合は、衣類と処理剤を洗濯機に入れて再度洗います。処理剤の取扱説明書に従ってください。

タンブル乾燥機には衣類を裏返して入れ、高温/中温(60度)で30~40分または乾くまで乾燥させてください。

フリース衣類のお手入れ方法

洗濯機はぬるま湯、タンブル乾燥機は低温にします。漂白はできません。柔軟剤の使用は避けてください。アイロン掛けとドライクリーニングもしないでください。同系色の衣類と一緒に洗ってください。

「グランジャーズ パフォーマンス ウォッシュ」、「ファイバーテック プロ ウォッシュ」、「リバイベックス シンセティックファブリック クリーナー」を使ってゴアテックスのジャケットを洗濯する際に、フリース衣類も一緒に洗濯機に入れると良いでしょう。すべての汚れが取り除かれ、臭いも付きません。

汚れの落とし方

ガムなどを取り除くには、まずはそれを氷で凍らせて、鋭くないバターナイフでできるだけ削り取ります。次に衣類を水とホワイトビネガーの溶液に漬け込み、お湯と低刺激の粉石けんで洗います。または「グランジャーズ パフォーマンス ウォッシュ」、「ファイバーテック プロ ウォッシュ」、「リバイベックス シンセティックファブリック クリーナー」といった合成衣類専用洗剤で洗います。

とても頑固な汚れの場合は、歯ブラシなどの柔らかい毛ブラシでブラシをかけ、上記の洗剤を3倍に希釈して洗います。

ゴアテックスの衣類からグリースを取り除くには、汚れた部分を湿らせてから、3倍に希釈した上記の洗剤を使ってこすります。(食器洗い用洗剤でも良いです)その後、また上記の洗剤を使って温水で洗います。

汚れが頑固な場合は、上記の洗剤を使うか食料品店で購入できるセーフクリーニング液を使ってスポンジで拭きます。クリーニング液を使用した場合は、DWR加工(耐久性撥水加工)を再処理する必要があります。

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