ザ・ノースフェイスのテント多数登場!
本日は、ザ・ノースフェイスのテントをご紹介いたします!
特にウェアやバックパックの人気が高く、街を歩いていても見かけることが多い、ザ・ノースフェイス。
で・す・が!
ザ・ノースフェイスは、現在のテントの基礎を作りだしたともいえる、ドームテントの先駆け的ブランドでもあるのです!
ことのはじまりは、1975年。
当時のテントは、強風や積雪に耐えるため、決して曲がらず、ちょっとやそっとではびくともしないような、リジットなポールを使用するという考え方が一般的でした。
しかしザ・ノースフェイスは、当時のその考え方を覆すテント、オーバルインテンションを発表。
ドーム型をしたオーバルインテンションは、フレキシブルなポールを組み合わせて、半球形のように組み立てていく、当時としては全く新しいテントでした。
最小の材料で、最大の強度を実現するジオデシック理論を基に、三角形のパネルをつなぎ合わせて球体に近づけて作るジオデシック・ドームを応用したドーム型テント(ジオデシックテント)は、高い強度を実現。
その高い強度が、翌年のイギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征での事件で明らかとなったのです・・・。
1976年、同隊は遠征の最中、暴風雪に遭遇。
他のテントが次々と吹き飛ばされてしまう暴風雪の中、オーバルインテンションだけが、飛ばされることなく、隊員の命を守ったのです。
リジットなポールを使用したテントは、想定を超えるあまりに激しい暴風雪に飛ばされてしまい、逆に、しなるようにして風を受け流すフレキシブルなポールは、風の抵抗も少なく、高い強度を発揮。
この出来事によって、オーバルインテンションの優れた耐風性と強度が注目を集め、その後のテントはドーム型が主流となりました。
そして、曲がらないリジットなポールよりも、柔軟性にとんだフレキシブルなポールが用いられるようになり、今日に至ります。
もちろん、
ドームテント以外にも、ザ・ノースフェイスは、吊り下げ式とスリーブ式を組み合わせた、簡単設営テント「タッドポール23 BX」や、
高い撥水性と、テント内は蒸れにくい快適性を兼ね備えた画期的な新素材、ドライウォールを採用した超軽量2人用テント「フィーニクス 2」、
など、用途や好みに合わせたテント選びが楽しめるバリエーションが勢揃いです♪
ただ、
やっぱりザ・ノースフェイスの真骨頂とも言えるドームテントは一見の価値あり!
3人用では、ザ・ノースフェイスの定番モデル「ブイイー 25」!
サミットシリーズ エクスペディションテントであるブイイー 25は、抜群の耐久性と広く・快適な居住空間、補助ポールを使用した広い前室、引裂に強い生地、DACフェザーライトポールなど・・・
様々な機能を豊富に盛り込んだオールシーズンテントです!
また、8人用テントの「ドーム 8」は、吊り下げ式のキャノピーと、ポールスリーブとクリップを組み合わせたフュージョン・ピッチで、見た目からは想像できないほど設営が簡単。
さらに、フライ単体でも使える優れもの!
3箇所にある大きなダブルドアの入り口で出入りも楽な上、付属の前室を取り付けることも可能です。
やっぱり、最後を締めくくるのはコレ!
ドーム 8の前モデル「2メータードーム テント」は、2mという大きさにも関わらず、普通のテントと同様に、フレームを通して立ち上げ、形を整えるだけという簡単設営!
中に入ると、半球型のテントならではの、丸く包み込まれるような空間。
フロアは、縫い付けタイプなので、雨が流れ込んでくる心配もありません。
そして、フライシートをかぶせると・・・
このテントのチャームポイント(!?)。
ちょこんと乗っかる 煙突 が顔を出します!
煙突型のベントが、広いテント内部の空間もしっかり換気してくれます♪
まだまだ他の人とはかぶることが少ないザ・ノースフェイスのテント。
ぜひテント探しの候補に加えてください!